協会の研究・トピックス・ニュース

学習の移転・『幼児体育指導教範』より

2014/06/30

よく小学生で、かけっこもサッカーもドッジボールも水泳も得意という子どもがいるが、

これはなぜであろうか。

幼児期に遊びや広義でいうところの学習効果によるところが多い。

 ニッサン系の車しか運転したことがなくても、仕組みの異なるトヨタ系の車の運転に対してとまどいは短時間(短時間)で消えるだろう。また、スキー技術を持っていると、生まれて初めてのスケートでも、大抵最初から氷上を滑走(普通はスキーと同様歩くこともおぼつかない)することができる。それはスキーとスケートには、バランス感覚や足の体重のかけ方などに共通点が多いからと推測される。

このように、以前にあることを学習したことが他の内容に影響を与えることが少なくない。これを学習の移転という。

 これは、学習曲線でいう「初期段階」でとどまっていると、逆に類似したものをやると負の移転になってしまったり、学習の初期段階で覚えた自己流の癖がその後指導されての上達の足をひっぱってしまうこともあるので、基礎段階のうちに正しい技能を指導してもらうことが大切であることもこの要因の1つという。

(*一部要約)

 勿論、子どもは「遊び」や「楽しさ」や「色々な経験をたくさんする」ということは根底にあるのだが、

それは現場論になってしまう。時に始め「初期段階」は「楽しさ」が十分得られるので、その段階で正しい指導をし、その後の高原期から飛躍期への達成をしっかりなされることで、技能が体に根付き、どのスポーツや体育でもできるようになると説いている。

検定日一覧にて
ご確認ください
実施日程一覧にて
ご確認ください
Copyright (c)公益財団法人 日本幼少年体育協会. All Rights Reserved.