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幼稚園・保育園・幼保連携型認定こども園と幼児体育指導者資格の関連
全国で保育園が大きく占め、又、幼稚園での教育、幼保連携型の認定こども園と
子どもへの教育や育児等、多様かつ多彩な園が増えています。
子ども・幼児期には〝多彩な経験〟をさせることは、この公益財団法人日本幼少年体育協会の当初から〝たくましさづくり〟の提唱の中で、体育・スポーツを通じて子どもの発達に携わりながら、前提条件として、イベントや普段の保育や教育も必要、指導者も多彩な経験・技能・応用性が必要で、日々日常の中でも勉強が必要とされていました。
形は変われど、現在は誰もが子どもに携わっていけることが、この多彩な経験の1つであり、生きる力でも、三間の不足でも、限られた中で安全かつ楽しく過ごせる環境を作り、最終的には1人でもできるようにしていくことが重要です。
幼児体育指導者(資格)検定の中でも、その性質上、幼児体育の種目や項目にしぼり理解できること、できるという段階、最終的に教えることができることを、3・4・5級→2級→1級→上位級に割り当て認定しているだけで、本来は、〝将来を見越して指導できるか〟〝子どもの成長を考慮した指導になっているか〟〝子どもが自身の手を離れてもたくましく生きていけるか〟が重要なのです。
幼稚園や保育園・現在では幼保連携型等あり、実際まだ具現化されておらず、体系化徹底できるのを待っている時間はないので、子どもに接する全ての人が小学生になったら、中学校になったら、大人になったらということを10%でもいいので考えて、では〝今この段階ではどうしようか〟〝本日今できることは〟に全力を注ぎ、自身も10%(以上なのですが)子どものような経験〝遊ぶ〟〝楽しむ〟〝休みしっかり栄養とって寝る〟等等をしていかないといけないのです。
幼児体育指導者検定や幼児体育健康教育講習会も、現場に来る検定・講習をすすめるのには
以上のような内容も入れて、検定や講習会内で伝えているためなのです。
尚、ウェブ検定(3・4・5級)は、デジタル的プログラム上、アットランダムに組まれるので、受験者に合わせた講習や補習は皆無なのです。理解習得の面ではウェブ検定も必要ではあるのですが、やはり参加型の検定参加が受験者に合わせた提言もできるので、学習効果や学習意欲もあがるのは確かです。